Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック
仕様変更が多い顧客ってやっぱりSEに嫌われる?
「仕様変更ばかり言う客は嫌われる」って思われているけど、それってホント? いえいえ、SEから言わせたら、そんなことはありません。そんな “システム開発業界の勘違い”をDr.きたみりゅうじが7年のSEキャリアをもとに考察します。
( イラスト・文:きたみりゅうじ 総研スタッフ/宮みゆき )
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同情するなら金をくれ・・・金になるなら仕事くれ!
SEの仕事を語るうえで、なにかと登場しがちなのが「仕様変更に泣き濡れる」技術者の姿。やってもやっても終わらない。働いても働いても楽にならず、じっと手を見る悲しき毎日。そんな話があまりにも定番となり、なんだか妙に「仕様変更」という言葉だけが一人歩きをしているような。「仕様変更」は本当に悪なのか?さてさて、それはこの物語をご覧あれ。
お客様の“親切な勘違い”はホントに困りもの?
「仕様変更」「仕様変更」といいますが、それだって実は立派なひとつのお仕事。問題なのは、お仕事のくせして対価を払ってくださらない……と、そんなお客さまが少なくないことなのです。ここちょっと変更しといて……とか言ってね、それはアンタ試験やり直しになるんだっての。
でも、そんなお客さまを駆逐しよーと「仕様変更はふざけるなだ」キャンペーンを行いすぎた結果か、それはそれでなんだか不自然な勘違いを招いてしまった気がしないではありません。ヘンな気の使われ方をしてお仕事ひっこめられちゃあオマンマの食い上げです。それはそれでしゃれになりません。
何がお仕事で、何に対価が発生するか。そしてこちらは何がうれしいか。それらは多少言いづらいことではあるけれども、やっぱりよい関係を築いていこうと思うならはっきりさせておく必要のあるものたちです。
お仕事ギブミー。んでもって、お金ギブミー。そんな感じで、ひとつよろしくお客さま……と。
 プロフィール
Dr.きたみりゅうじ
ソフトウェア開発会社にて約7年間、企業システムの営業・設計開発、Windows向けパッケージ商品の企画開発などに従事。現在は、フリーのイラストレーターおよびライターとして活躍中。SE時代の七転八倒を描いたコミックエッセイ『新卒はツラいよ!』が現在好評発売中。
http://www.kitajirushi.jp/[情報提供: ]
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